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このギター演奏グループは、1980年に作られました。メンバーは当教室の基本課程を終了し一定の演奏レベルに達したと認められた門下生を対象に選ばれています。メンバーの顔ぶれや人数は毎年少しずつ変化しながら今日まで来ています。その目的は、演奏会を通し地元である郡山市を中心にギター音楽を地域文化に浸透させることにありました。しかし今では回を重ねるにつれ、演奏レベルの向上と優秀なギタリストの育成にも重要な役割を持つようになりました。その成果はこのメンバーから多くのコンクール入賞者を輩出していることからもお分かりいただけると思います。現在は毎年9月に行なわれる定期演奏会もすっかり定着し、心待ちにしているファンも多くなりました。これからも優秀な若手ギタリストの登場とそれにまけじと情熱を燃やす大人の演奏を送り続けたいと思っています、これからも皆さんの応援を宜しくお願いいたします。 |
脇坂真弘/ショパンの作品を2曲演奏。<ワルツop.34-2>は速めのテンポで趣味の良い歌わせ方が印象に残った。しかし途中からミスが目立つ結果となってしまったのは残念。<ノクターンop9-2>は落ち着きを取り戻し好演したが、やはりギター曲としての限界も感じた。山岡祐子/
A.バリオスより2曲演奏。<郷愁のショーロ~>は左手の押さえが難しい曲だがそれを良く克服し、哀愁を帯びたメロディーをよく表現していた。<ワルツNo.4>でも華やかな部分とメロディアスなトリオの対比が良かった。渡邊華/5つの前奏曲(プホール)より2曲演奏。<物悲しいプレリュード>では高校生とは思えないほど哀愁のあるメロディーの歌わせ方が素晴らしかった。中間部のテクニックも見事。<カンドンべ・エンMi>も鮮やかなテクニックと躍動するリズム感が実にすばらしかった。高瀬直之/リオプラテンセスの3つの小品(プホール)を演奏。<ドン・フリアン>は粋なリズム感とレンタメンテの深みのある表現が素晴らしかった。<9月>でもゆったりとしたリズムに素朴な旋律が流れ、気持の良い時間が流れた。<赤と黒>体中からリズムがあふれるノリノリの演奏。パーカッションも効果的で、見事なパフォーマンスを披露した。2部の始まりは5年ぶりのステージとなったギターデュオpi-maの演奏。<紫陽花~莉燦馮>はとても可憐な曲で、二人の演奏は聴衆に優しく語りかけるような温かい演奏が心に沁みた。<ブラジル風バッハNo.5よりアリア~ヴィラ・ロボス~高瀬編>は、すっかり手の内の入った演奏で、官能的と言えるほどの表現力にはこのデュオの質の高さを改めて感じさせられた。再び独奏で冨塚康晴/<演奏会用断章op.54より~ソル>から序奏・主題・var.6・終曲のアレグロを演奏。細かなミスはあったが全体に構成が良く見通しの良い演奏だった。var.6からアレグロにかけては迫力があった。森湧平/<タンゴ165-2~アルベニス>はゆったりとしたハバネラのリズムが心地よくメロディーの流れも美しかった。<ソナタ ハ長調Op15-2~ソル>途中で少し不安定な箇所は見られたが、溌剌とした演奏でテクニックは充分。ソナタのあるべき形を良く表現していた。<トッカータ~ロドリーゴ)この難曲を弾き切る技術の高さには驚かされたが、フレーズやダイナミックスにも気配りされているのは成長の証だろう. |
脇坂真弘 |
あだたらギターアンサンブル |
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山岡祐子 |
コンサート終了演奏者と |
高瀬直之 |
渡邊 華 |
スタッフ全員と |
森 湧平 |
昼食の時間毎年美味しい手作りの料理に感謝です |
出演者と。皆さんお疲れさまでした。 |
新婚の脇坂くんが奥様を紹介全員拍手で祝福 |
今回で最後の三春交流館での演奏会でした。全員で記念撮影 大変お世話になったホールでした。 |
山岡さんを挟んでいつもお手伝いしてくれる3人の仲間と |
演奏会終了後の打ち上げ。と言ってもアルコール抜きです |
33あだたら写真集(watanabe) |
33あだたら写真集(yamaoka ) |
2002年(22回) |
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2007年(27回) | 2008年(28回) | 2009年(29回) |
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