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2007年9月24日福島県三春町にある「三春交流館まほら」において荘村清志&M.E.グスマンのリサイタルが行なわれました。待望の「まほらホール」での著名なギタリストの演奏会という事もあって多くの聴衆がつめかけました。もちろん私も家族と出かけ、門下生の皆も出かけました。荘村さんとマリア・エステルという事で私としては、ユニークな組み合わせだな−と感じていました。デュオでは期待と不安が半々と言った所だったでしょうか。しかし聴いてみてビックリ! とても素晴らしいアンサンブルでした。特に最後のピアソラの「タンゴ組曲」では両者のテンペラメントがこんなに自然な形で融合するとは以外(失礼・・)でした。イヤー楽しめました。終演後お二人と話せる機会があって、その辺をお聞きしたら、二人から同様にとても合わせやすいと言うことでした。独奏では二人ともスペインのグラナドスの作品を取り上げていたのも興味深かったです。M.エステルは「サンブラ〜スペイン民謡による小品集より〜」を演奏。相変わらずパーフェクトなテクニック。左手のスラーだけで奏されるスペイン独特の(ミの旋法? )歌いまわしの美しいこと!。リズム、高揚感などスペイン人ということだけでで片付けられないでしょう。荘村さんは「スペイン舞曲第5番」を演奏。ヴィラロボスのショーロスNo.1の冒頭を思わせる大胆なアゴーギクで主題が始まり度胆を抜かれましたが、思わず聴きいってしまう芸風には脱帽でした。何度となく聴いて来たこの曲が何と新鮮に聴こえることか! 。テレビ? で知る荘村さんの印象を持つ方はぜひ荘村さんのコンサートに足を運んで欲しい。やはりステージでの演奏が一番素晴らしいです。この機会に始めてお話させて頂きましたが、音楽を語る時の目は少年が夢を語る時のように輝いていたのが印象的でした。 |
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とても気さくにお話をして下さいました。 |
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Yamaoka さんの御好意で「ニコンオンラインアルバム」でも公開しております。コンサート後の写真集ですぜひ御覧下さい。尚、御覧になる場合パスワードが必要です。必要な方は渡辺までメールを下さい。 |
1.ゴエスカスの間奏曲(E.グラナドス) 〜デュオ〜
deciso andante allegro
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