第35回ジュニアギター・コンクール結果報告
2013年6月9日東京台東区ミレニアムホール

渡邊華さんが高校の部で銅賞(次席)を獲得しました!

2013年6月9日 東京 浅草 ミレニアムホールにて 〜photo by T.Kaneko〜

受賞後のスナップ

授賞式後、ギタリスト斉藤明子さんと。斉藤さんからも華さんの演奏を評価して頂きました。

今年から日大東北高校に進学した渡邊華さんが東京の浅草にあるミレニアムホールで行なわれた「第35回ジュニア・ギターコンクール」高校生の部に出演し、見事銅賞(次席)に輝きました。
昨年の中学生の部での入賞に続き2年連続入賞の快挙です。高校生の部は11人がエントリー、その参加者の半分はこのコンクールを含め他のギターコンクールで入賞歴を持つ進境著しい高校生達と言うこともありレベルは非常に高く、最優秀賞は高校生の部で金賞を獲得した斉藤優貴さんでした。高校生の部の課題曲はカルカッシ25のエチュードより「第17番」。オクターブで演奏される2声の旋律を華さんはバランス良く立体的に好演しました。自由曲はマキシモ・プホールの5つの前奏曲より2・5番を演奏。2番は「もの悲しいプレリュード」。歌い上げるセンスと後半部のリズミカルな部分の対比が効果的でした。2曲目の「カンドンベ」はリズムが複雑でスピード感が要求される難曲ですが、安定した技術で見事に演奏しました。他の奏者の演奏も大曲、難曲のオンパレード。その大激戦の中での入賞を心から讃えたいと思います。
しかしこれからが大切です。夏の東京文化会館で行われる「GLC学生ギターコンクール」も1次予選を通過しており、より一層高い次元を目指して練習に励んでもらいたいと思います。それから華さんの家族、そして多くの教室の仲間たち(先輩?)友人の応援と心遣いにも感謝です。ありがとうございました。

コンクールの詳細はこちらを御覧下さい

〜近年このジュニアギター・コンクールには全国から才能豊かな子供達が参加しており、レベルは飛躍的に高くなっています。このコンクールの優勝者には今をときめく村治佳織、村治奏一の兄弟をはじめ、木村大、鈴木大介氏など現在活発な演奏活動を行なっているギタリスト達を輩出しています。〜

Photo by-T.watanabe