第30回ギタリスタス‘あだたら’ギター演奏会
2010年9月23日(木)三春交流館小ホール 13:30開場 14:00開演
出演者と演奏曲目(Photo by S.Yamaoka) 幻想曲第30番(F.ソル)富塚康晴 古典好きの富塚、特にソルの音楽が大好き。いよいよ大曲に挑みます。長く弾き込んで来た成果を充分発揮出来るか楽しみです。
仙台ギターグレードテスト第1級取得2人の兄弟(E.メンデス)
ジョンゴ(P.ベリナッティ)
常盤秀夫 独自の選曲と音色からして南米向き(?)の常盤。今年も南米の曲を2曲、ブラジルの作曲家ベリナッティの「ジョンゴ」は軽快なリズムやパーカッションの効果満載?アルゼンチンの作曲家メンデスの作品はフォルクローレ風の作品、どんな演奏になるかぜひ御期待下さい。 プラテロと私より(ホアン・ラモン・ヒメネス作〜M.C.テデスコ作曲)
・プラテロ
・憂 愁山岡祐子 大学時代よりアンサンブルの経験豊。高瀬直之とのデュオpi-maで日本ギター重奏コンクールで2位入賞など活躍。最近は独奏の実力も付いて来ている。今年はノーベル文学賞作家ヒメネスの散文詩にイアリアの作曲家テデスコがギターと朗読の為に書き下ろした「プラテロと私」に挑戦。彼女のデリケートな音色が生きる作品ですぜひお聴き下さい。 マラゲーニャop.165-3(I.アルベニス)
〜本年度スペインギター音楽コンクール2次予選課題曲〜コンポステラ組曲より(F.モンポウ)
・プレリュード
・カンシオン
・ムニェイラ
〜本年度スペインギター音楽コンクール本選課題曲森 湧平 今年、県立福島医大に入学。高校時代の輝かしいコンクール歴から意外な選択(?)と思われるが、ギターへの情熱は益々高く、今年はスペインギター音楽コンクールに挑戦する。日本初の(?)医大生入賞を目指し猛練習に励んでいる。(勿論勉強も!)演奏曲モンポウの「コンポステラ組曲」は独特な和声とリズムが特徴。コンクールを前にした気迫溢れる演奏に御期待下さい。
ジュニアギターコンクール第2位、
GLC学生ギターコンクール高校の部第1位
仙台ギターグレードテスト第1級取得ならびに審査員特別賞を受賞
詩的ワルツ集(E.グラナドス〜阿部保夫編)
・序奏
・ワルツNo.1
・ワルツNo.3
・ワルツNo.4
・ワルツNo.8〜ワルツNo.1
星薬科大学時代にギターに打ち込む。『ちなみにその時教わった大学教授が寄寓にも現在ギターを師事している渡辺隆が留学していたスペインのアリカンテの下宿先に滞在していた、という不思議な縁がある・・・』今年も昨年に続きグラナドスの曲で「詩的ワルツ集」を演奏する。実はこの曲、今年のスペインギター音楽コンクールの本選課題曲である。残念ながら仕事で参加出来ないが、その思いも込めて演奏する。難曲だが彼の資質に向いている曲。好演を期待したい。
仙台ギターグレードテスト第1級取得 大聖堂(A.バリオス)
・プレリュード
・宗教的なアンダンテ
・アレグロ高瀬直之 「ギタリスタス‘あだたら’」のリーダー的存在。独自の演奏スタイルで独奏にも定評がある。さらに山岡祐子とのデュオpi-maで日本ギター重奏コンクールで第2位を獲得。その他、編曲やブログで自身の演奏をインターネット上で配信する等多彩な才能を発揮している。今年はバリオスの「大聖堂」を演奏する。彼独特の感性による演奏が今から楽しみ。 無伴奏チェロ組曲第1番BWV1007(J.S.バッハ)
・プレリュード
・アルマンド
・クーラント
・サラバンド
・メヌエット・・・
・ジーグ鈴木洋平 現在東京在住、アンサンブルのグループpassioneのメンバーとしても活躍。今年も大阪で行なわれた第7回ギターアンサンブルフェスティバルinOskaで金賞、パブリック、大阪市長賞を受賞。日本ギター重奏コンクール第3位受賞等の他多数のコンサートに出演。2年ぶりの「ギタリスタス‘あだたら’」はバッハの「チェロ組曲第1番」の全曲を演奏する。何と言ても彼の優れた音楽性を心行くまでお聴き下さい。
‘02第27回G.L.C学生ギターコンクール高校の部第2位
‘04第29回G.L.C学生ギターコンクール大学生の部第1位
‘05第23回スペインギター音楽コンクール第4位
‘06第24回スペインギター音楽コンクール第2位 アイネ・クライネ・ナハトムジーク第1楽章(A.モーツァルト〜渡辺編)あだたら
ギターアンサンブル30周年に相応しい曲と考えた時に、やはりまっ先に思い付いたのがモーツァルトの音楽。そして明るく格調高い音楽で、誰にでも親しまれている音楽、と言えばこの曲でしょう。コンサートの最後にぜひこの爽やかな音楽をお聴き下さい。